委託側の会社と3PLの関係がアンバランスのところが多いので、この機会に考えてみる。
お互いがなぁなぁの横の関係であったり、有無を言わさないような圧倒的な縦の主従の関係でいると、パートナーとして認識してビジネスを迅速に維持し、進化させていくのは難しいと言わざるを得ません。
委託側の会社が請求書をもとに揚げ足をとるような料金のことばかり指摘ばかりしていたり、予め定義していない追加作業を担当者の電話/メール1本で無料で行ってもらっていたり、予め約束している作業のリードタイムを短縮したりするのは3PLを尊重するという思いが欠けているからです。
3PL側としても委託側の会社から作業を受託して以降、ほったらかしで安穏としていてはいけません。作業改善の提案、ITシステムの変更等、単発ではなく総合的に鑑みて委託側にどのような利点があるのか?一緒に考えていくことを日常的に行います。
委託側の会社と受託側の3PLの関係性が対等でなければパートナーにはなれません。パートナーになるには共同で改善活動の施策を実施し、お互いに厳しいことも言い合えるような適度な緊張感のある関係を作り上げることが必要です。
そのためにも、常日頃コミュニケーションをとってお互いが尊重しあって日々のビジネスを進める必要があります。